今回取り組んできた中で私が気に入っているのは「きみ歌えよ」という曲です。ひらがなで書かれた”きみ”に語りかける詩は谷川俊太郎のもの。これを何度も呼びかけるようなリフレイン形式にしたのは、信長貴富の作曲・アレンジです。カフェで流れるポップスのような明るいメロディなので、歌っていて気持ちよくなる1曲です。
ですが、語りかけている”きみ”は、何かを抱えてちょっとふさぎこんでいるようです。楽しそうなメロディで、 一人っきりになっている"きみ"に新しい世界が見えるよう、背中をさすってあげているのでしょう。『ベートーヴェンも 友だちさ』という歌詞は、自分ひとりだけのように思えてもきっと友だちができるよ、と言っているのでしょう。
今年も子供を巻き込んだ悲しいニュースをいくつも目にしました。私には何もできませんが、ちょっと見渡せば別の世界があるよ、ということを伝えられたらと思います。
そうそう、私たちのジョイントコンサートはシンガポールでの開催です。飛行機で7時間の別世界に出かけるために、これから荷造りしなくては。
(ベース kake)
0 件のコメント:
コメントを投稿
”プロフィールを選択”では,「名前/URL」を選択して,お名前またはニックネームだけでも入れていただけると幸いです。なお,管理者の判断にて,登録されたコメントを削除することがあります。